2024年9月12日
述べ派遣人数:約98人/12日間 派遣先:宇土市、宇城市
今回の活動は4月27日に第一陣8名、5月1日に第二陣7名が合流し計15名・15日間で延べ98人での活動となりました。シート掛け合計は42棟でした。
ブルーシート掛けのボランティアを行っていることを全国ニュースやネットニュースで配信されると、それを見た現地の方から「ニュースを見て電話番号を調べました。我が家も是非お願いしたいのですが…」と藁にも縋る思いのお電話が数件寄せられました。現地の行政によりブルーシート掛けのスケジュールを決めていただいており、次に待っている方がいらっしゃる中でお断りをしなければいけないのは断腸の思いでした。
地震から1か月半が経ち、家の修理もままならず過ごしている方がまだまだ大勢いらっしゃいます。せめて一刻も早い応急処置が進んでいく事を望みます。
必要な資材を積み込み、第一陣が出発しました。
道路には落石があり、土砂崩れの跡も生々しい状況でした。
主に宇土市、宇城市での作業を行いました。度重なる共振に耐え切れずに崩れる家屋や道路などの状況は思っていたよりもひどく、ほとんどのお宅で何らかの形で被害が出ており、特に屋根の損壊が多く見受けられました。
若い方やご主人のおられるお宅では自分達で屋根にシートを掛けて雨をしのいでいました。今回はお年寄りや女性だけのお宅に対象をしぼった作業となりました。
風に飛ばされないよう、ブルーシートを材木で固定します。行政とも連携し、なるべく多くの屋根に応急処置ができるよう全力を尽くしました。