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台風15号被災・千葉県富津市ボランティア『ブルーシート掛け隊』活動記録

2019年9月8日に上陸した台風15号は千葉県全体に多大なる被害をもたらしました。
県、政府の被害状況の把握が遅れているとの報道の中、2日後の10日、千葉市役所より災害復旧職人派遣協会に「屋根の被害がひどい。職人の派遣をお願いします。」と直接連絡が入りました。その旨をすぐに山梨県防災局に連絡。調整を取っていただき9月18日から千葉県富津市に職人を派遣しました。

日時 令和元年9月18日(水)午前9時 資材積込み・出発
期間 9月18日(水)より9月27日(金)まで、最長2週間(10月2日)
人員 当協会登録70余名の中より選定
活動内容 一部損壊した屋根の応急措置(簡易補修、ブルーシートによる保護等)
☆富津市内…9月18日、富津市総務課防災室と打合せ
資材等 工事車両、木材・付帯機具・工具類持参

9月18日出発式

第一陣 出発メンバー

(令和元年9月18日~22日)

  • 石岡博実(66歳)
  • 姫田順郎(66歳)
  • 渡辺 洋(43歳)
  • 桃原広行(24歳)
  • 田辺 明(57歳)
  • 金子真由美(25歳)

第二陣 出発メンバー

(令和元年9月22日~26日)

  • 中野琢斗(29歳)
  • 小島治義(49歳)
  • 田辺 明(57歳)
  • 幡山元文(52歳)
  • 富井健一(68歳)

第三陣(9月27日)以降は状況により判断

予備要員(短期ボランティア要員)

岡田雅人/上野雅春/小俣喜清/田中三千代/渡辺豊博/グルン平和/グルン泉/植原幸子/高野邦雄/坂本義明/中江秀介/重川晃子/橘田正子

現地での作業の様子

9月19日 作業開始

ブルーシート掛け

大地震災害の際には自衛隊の方々による屋根のブルーシート掛けも行われますが、屋根にブルーシートを被せて土嚢を置くといった簡易な方法に止まります。
被災直後の応急処置ですので、強い風が吹くとブルーシートがはがれてしまい、雨が降ると屋根の破損した部分から雨が漏ってしまいます。

屋根のプロ集団である当協会では、風が吹いても飛ばないようにブルーシートを材木で固定する施工を行います。
この方法であれば、半年ほどは雨漏りの心配なく過ごすことが出来ます。

議会休会日、卯月政人県議、水岸富美男県議、杉原清仁県議、鷹野一雄県議が応援に駆けつけてくれました。
ブルーシートを広げて材木を巻き込み、さらにその上に材木を打ち込む。

新聞への掲載

TVで放映紹介されました。
・日本テレビ すっきり
・TBS ビビット